うーまにてさんのストール

私が初めて自分で買った久留米絣は、うーまにてさんのストールでした。

5年ほど前、糸島に行くのが楽しみのひとつで、よく1時間ほどかけてクロスバイクで通っていた頃です。

器と手仕事の店 研さんで、このストールに出会ってしまったんですね。

何種類もの絣をパッチワークで組み合わせたストール。質実なかわいさに一目ぼれしました。

特にこの柄！

小さな頃から久留米絣に親しんでいたつもりでしたが、絣のイメージは紺に白の古典柄。

こんなに愛らしい赤地の輪つなぎがあるなんて知りませんでした。

どうしてもこの布が欲しくなって購入。(今思えば、ここから今の久留米絣ファンへの道がつながっていたのだなと思います。)

たまたま来店された作者のうーまにてさんともお話しできて、大判なので暖かいことや洗濯機で気軽に洗えること、洗うほどに柔らかくなること、を聞けたのも嬉しかった思い出です。

(うーまにてさんは本当に気さくなあたたかい人柄の方なんですよ！)

久留米絣は伝統の藍染を守る織元さんも、化学染料を用いて新しい色柄を生み出していく織元さんもあり、その幅広さが大きな魅力だと思っています。

そして、うーまにてさんに教えてもらった通り、洗い込んだストールは柔らかくなってさらに肌ざわりが良くなりました。

これからも長く愛用していきたい一品です。