ラオスに布旅2-ホアイホン職業訓練センター(染めの部)
布旅の目的のひとつ、ホアイホン職業訓練センターのワークショップ、1日コースに参加してきました。
こちらのセンターは女性の自立支援と染織の伝統技法の継承のために作られた場所。
天然染料による染め、手織り、縫物の研修と製作をしているそうです。
この日は染め場の一角で、天然染料についての講義が行われていました。
私たちのワークショップは、午前中は染めのコース。
まずは見本写真の中から、染めたい柄と色を選びます。
きなりのシルクストールを渡され、スタッフのお姉さんの言うとおりに折ってネジネジにまいてビニール紐でぐるぐるに。
厚みのあるすべる布地なので、力を込めて縛ります!
黄色(ジャックフルーツ)に染めたかったのですが、この日は染料が無いとのこと。
オレンジ(ベニノキ+カイガラムシ)に染めることにしました。
先ほど縛った生地をまずは水の中でよく揉みます。
そして用意してもらった染料の中で、生地をひたすら揉み込みます。20分ほど。
次はその染料を加熱するのですが、ガスコンロが不調のためかまどで煮ることに。
何となく魔女の気分…。
15分ほど煮て水洗いし、くくり糸をほどいて完成です!
染料の中での揉み込みが足りなかったのか、右側の柄がうまく出ませんでした。
センターの人たちはとても優しく、さりげなく椅子を探して来てくれたり、火を使う時には、「気をつけてね」と声をかけてくれたり。
織り場の見学をして、少し早めに機織りを始め、美味しいお昼を食べて、さて午後もがんばるぞ、と思っていたのですが…。(続く)
お昼のパッタイ。美味しかった!
甘えん坊の兄弟猫。うー、るーと鳴いてお昼をねだります。
センターには犬も自由に出入りしてます。